東京都杉並区にある介護老人保健施設です。入所・通所・訪問介護などの介護・看護サービスを提供しています。
我が国の2020年の総務省報告では65歳以上の人口が28%で7人に1人が75歳以上の超高齢化社会を迎えようとしています。それを見越して社会福祉の一つとして公的に介護の必要な高齢者のために介護保険が設けられ、それによって運営されています。
当施設グレイスはキリスト教の理念に基づいて隣接にある救世軍のブース記念病院の関連施設として25年前に設立されました。介護が必要になった時に住み慣れた地域で、ご本人とご家族が住み続けられるように、医学的管理の下で 看護、介護といったケア、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などによるリハビリテーションはもとより、地域のケアマネジャーや医療機関との連携を強化することで、在宅生活の維持に向けて努力しております。
当施設では入所、通所のほかに在宅関連施設として、ブース記念訪問介護ステーション ルツ・ナオミ、ブース記念ケアマネジメント・センター和田があります。いずれの施設も、在宅復帰に向けて支援し援助することが任務です。
当施設は入院治療の必要性はないが、リハビリテーションや介護を必要とするお年寄りが、ケアの対象になります。健康回復のためのリハビリテーションとともに、病気などによる精神的なダメージを受けている方々の心のケアも行っています。また、デイケアも併設しています。孤独に陥りがちなご高齢の方々の充実した生活が営めるように常日頃から地域の方々に利用していただきやすいように職員一同心がけております。また、当施設では無料低額老健利用事業にも参画しています。
さらに7年前に開所された特別養護老人ホーム「恵みの家」とも連携し、地域における高齢者のケアに貢献しています。
当施設ではその人の意欲を大切にし、それぞれの人生に寄り添ったケアを大切にしています。
救世軍の理念に次のような言葉があります。心は神に・手は人に(Heart to GOD, Hand to Man )すなわち神に仕え ヒトに仕える信仰のもとに痛む人々、苦悩する人々に寄り添い、共感することを職員一同心がけております。
こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。(第一コリント13章13節)
コロナ禍でもありますので見学をご希望の方はご連絡頂ければ幸いです。